毎年、夏恒例となっている新潟合宿である
合宿と銘打ってあるが、そんなたいそうなものではない。(笑)

ある意味、精神的に鍛えられるとは思うがw

夏の新潟と聞いて連想するのは、海が普通だろう。

だがこのYH部は柏崎まで出ながら、そこからバスで山に入っていく。

たどり着いた先は、柏崎市高柳町門出(「かどいで」と読む)というところである。

宿泊先は、旧農家を改装した”かやぶきの宿”である

(改装前)(改装後)

かやぶきの宿



この”かやぶきの宿”にはTVなどは無い。エアコンもない。田舎なので虫もくる

食事は自炊と「ちょっとサバイバル〜」な所である。

今では、ガスも来ているが、私が始めて行った時は、庭に穴を掘って釜戸を作り

薪を焚いて、釜で炊飯するということまでやっていた。


当時の様子

その他、門出では”越後門出和紙”という和紙を製作している工房があり、 ここで「紙漉き(かみすき)」を体験する
(日本酒「久保田」のラベルも作っていた)


紙漉き体験と門出和紙製品

他に少し離れたところにある温泉に行ったり、川遊びも体験できた

場合によっては、地元でお借りした自転車で山道を走っていくこともある。
(温泉に入った意味が無くなることも……(笑泣))

そして、夜は都会では見ることのできない満天の星を見ることができる


川遊びの様子

この合宿中に天下のOBが毎年現れ、

現役と交流を行い、OB会への参加を容易にしている場にもなっている。

(OBが来ると車で現れるため、温泉等には車で行けるというメリットもある)

現れたOBは何をしに来るのかというと、何か目的がある訳ではなく

「じょんのび」(現地の言葉で「のんびり、ゆったり」の意)しに来る

俗世間を忘れ、「ホッとする」という意見もあり、現役のスケジュールとは関係無いので、

自由に温泉に行ったり、ドライブに行ったりしてすごしている。


毎年、現われるため、地元の方たちとも馴染みになっており、

「ま〜た来たのか?」「君らは、もう飽きた。早く結婚して嫁サン連れて来い!!」

などと冗談まじりに言いながら、採れたての野菜やお酒、つまみなどを持って来てくれて、

そのままお酒を酌み交わしながら(お酒は二十歳を過ぎてから)、懇親会が行われる

これを楽しみに訪れるOBもいるくらいである。


地元の方々との交流


    

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